日々の活動

足場の仕事は、ただ「組む」だけではない。高所での作業は常に危険と隣り合わせであり、一瞬の油断が重大な事故につながる。だからこそ、安全帯の着用、声かけ、確認の徹底など、基本を守ることが何より大切。慎重かつ的確な判断が求められる現場で、私たちは常に冷静さと集中力を保ち、仲間との連携で安全を築いている。そして足場は、すべての職人が安心して作業できる“土台”となる存在。私たちの仕事があるからこそ、建物は完成へと向かう。見えないところで支える誇り、構造美を極める職人の技、そして仲間と共に作り上げる一体感。足場の仕事は、危険を乗り越える覚悟と、人の命を守る責任、そして形に残らない価値をつくる最高にかっこいい仕事だ。

足場の仕事のメリット【四島組調査】

1. 【安全の要】
   　足場はすべての職人が安心・安全に作業を行うための“命を守る土台”である。
2. 【責任感が育つ】
   　一つのミスが事故につながる現場だからこそ、慎重さと責任感が身につく。
3. 【チームワークの向上】
   　仲間同士の声かけ・連携が不可欠であり、自然と強い信頼関係が築かれる。
4. 【判断力・集中力が磨かれる】
   　高所作業では瞬時の判断と冷静な行動が求められ、思考力と集中力が鍛えられる。
5. 【見えない価値を支える誇り】
   　完成後には見えなくなる仕事だからこそ、縁の下の力持ちとしての誇りが持てる。
6. 【構造美と技術力の追求】
   　ただ組むだけではなく、美しさ・効率・安全性を兼ね備えた“職人の芸術”が求められる。
7. 【建築を支える第一歩】
   　建物の完成は足場から始まり、私たちの手でその第一歩を支えている。
8. 【達成感が大きい】
   　無事に現場が終わり、解体して振り返ったときの達成感は格別。
9. 【資格・経験が武器になる】
   　足場作業主任者など、国家資格や経験が大きな強みとなる。
10. 【人としての成長ができる】
    　礼儀・規律・慎重さ・責任感――現場を通じて社会人としても大きく成長できる。

足場の仕事のデメリット【四島組調査】

1. 【高所作業による転落リスク】
   　足場の仕事は常に高所で行われるため、転落事故の危険性が高い。
2. 【一瞬の油断が重大事故に直結】
   　安全帯の未装着や確認不足など、基本を怠ると大事故につながる。
3. 【天候に大きく左右される】
   　雨・風・雪などの悪天候時は視界や足元が不安定になり、作業が制限される。
4. 【体力・筋力への負担が大きい】
   　重い資材の運搬や連続した昇降動作により、身体への負担が大きい。
5. 【暑さ・寒さにさらされる過酷な環境】
   　屋外作業のため、夏の熱中症や冬の凍傷など、季節によるリスクが高い。
6. 【常に時間と安全のバランスに追われる】
   　現場の進行スピードに合わせつつ、安全を確保する高度な判断が求められる。
7. 【組立・解体中の落下物の危険】
   　資材や工具の落下が他職や歩行者に被害を及ぼす可能性がある。
8. 【技術差による安全性のばらつき】
   　未熟な作業員による施工は、全体の安全性を大きく下げる原因となる。
9. 【精神的な緊張感が続く】
   　常に危険と隣り合わせのため、心身ともにストレスを抱えることがある。
10. 【完成後には形として残らない】
    　足場は建物完成後に解体されるため、直接的な“形ある成果”が見えにくい。

トラブル注意点 【四島組調査】

1. 【騒音トラブル】
   　作業音（ハンマー・電動工具・足場の金属音）による苦情。特に朝夕・休日は要注意。
2. 【挨拶・説明不足】
   　事前の工事案内や日々の挨拶が不十分だと「配慮がない」と思われやすい。
3. 【プライバシーの侵害】
   　足場上から住戸内が見えることへの不快感。目隠し・声かけの徹底が必要。
4. 【洗濯物の汚れや干しづらさ】
   　塗装・防水工事中の粉塵や塗料による洗濯物への被害。
5. 【工事車両の駐車・搬入問題】
   　搬入トラックやクレーンが住民の動線をふさぐことでの不満。
6. 【共用部の汚れ・傷】
   　エレベーター・廊下など共用スペースの養生不足や汚損。
7. 【ペットや子どもへの配慮不足】
   　騒音やニオイで動物や子どもに悪影響が出ることへの不安。
8. 【作業員のマナー】
   　喫煙、私語、無愛想な態度などが住民の印象を悪くする。
9. 【工事スケジュールの遅れや曖昧さ】
   　予定通りに終わらず、何度も足場が残ると不満につながる。
10. 【異臭や塗料のにおい】
    　塗装・防水工事中の臭気が部屋に入ることで健康面や快適性への懸念。

トラブル注意点と対処法【四島組調査】

1. 【騒音トラブル】
   　▶対処法：
   　作業時間を9時〜17時に限定。特に音の大きい作業は事前に掲示し、土日・早朝・夕方の作業を避ける。
2. 【挨拶・説明不足】
   　▶対処法：
   　工事開始前に丁寧な説明会を開催し、作業前後には毎日あいさつと進捗報告を行う。掲示板・配布物も活用。
3. 【プライバシーの侵害】
   　▶対処法：
   　目隠しネットの設置を徹底し、足場上では住戸方向を見ない・会話しないよう作業員に教育。住民へも事前案内。
4. 【洗濯物の汚れや干しづらさ】
   　▶対処法：
   　外干し禁止期間を明確に通知し、工程表を掲示。必要に応じて室内干し用ロープやラックの貸し出しも検討。
5. 【工事車両の駐車・搬入問題】
   　▶対処法：
   　搬入時間や経路を住民と事前調整。警備員配置で安全確保。共有スペースを使用する際は事前告知を徹底。
6. 【共用部の汚れ・傷】
   　▶対処法：
   　養生の徹底と作業終了後の毎日の清掃をルール化。共用部は写真記録でビフォーアフターを管理。
7. 【ペットや子どもへの配慮不足】
   　▶対処法：
   　騒音・臭気の発生時間を限定し、事前に知らせる。必要に応じて「静音日」や「休工日」の設定も検討。
8. 【作業員のマナー】
   　▶対処法：
   　朝礼でマナー教育を徹底し、「無言・無喫煙・丁寧な対応」を明文化。トラブル報告ルートも設ける。
9. 【工事スケジュールの遅れや曖昧さ】
   　▶対処法：
   　工程表を住民へ配布し、変更時は即時周知。進捗を可視化した掲示物をエントランスなどに掲示する。
10. 【異臭や塗料のにおい】
    　▶対処法：
    　低臭・水性塗料を優先して使用し、換気時間を配慮して工事を調整。事前に使用予定日を通知し苦情窓口を明示。